自動車の購入とレンタカーどちらを選ぶべき?それぞれの特徴を知ろう!
レンタカーの普及にともなって、車を購入しなくても気軽に車を利用できるようになりました。車を購入する際はまとまった資金が必要ですが、購入とレンタカー、どちらを選ぶとよいのでしょうか?今回は自動車の購入とレンタカー、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて解説します。
自動車を購入することのメリット・デメリット
まずは自動車を購入するメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット①:いつでもすぐに車を利用できる
自動車を購入すると、いつでもすぐに車を利用できます。思い立ったときや必要になったときでも、すぐに車を使えるのは大きなメリットといえるでしょう。レンタカーのように返却時間を気にする必要がないため、長時間にわたって使用できます。
メリット②:緊急事態や災害時に重宝する
家族が急に体調を崩した際に車で病院へ通院したり、災害で交通機関がストップした際に車で移動したりと、自家用車があれば緊急事態にも対応できます。
メリット③:外装や内装を自由にカスタマイズできる
3つ目のメリットは、車の外装や内装を自由にカスタマイズできることです。自分で購入した車のため、法律で認められた範囲内で好きなように変えられます。タイヤやホイール、マフラー、ランプ、ステッカーなど、カスタマイズできる箇所は多岐にわたります。車好きやこだわりがある人にとっては、とくに大きなメリットとなるでしょう。
デメリット:まとまった費用が必要となる
自動車を購入する場合は車体費や自賠責保険料、自動車税といった初期費用だけでなく、ガソリン代や駐車場代、メンテナンス代、車検代なども定期的にかかってきます。とくに駐車場代や自賠責保険料、自動車税、車検代などは車に乗る頻度に関わらず必ず発生するもの。あまり車に乗らない人の場合は、デメリットになるでしょう。
レンタカーを利用するメリット・デメリット
続いてはレンタカーを利用するメリットとデメリットについてです。
メリット①:車の維持費がかからない
レンタカーを利用する際のメリットの1つ目は、車の維持費がかからないことです。車をレンタルするたびに利用料金は必要ですが、車体費だけでなく自賠責保険料、自動車税、車検代、駐車場代といった維持費はかかりません。そのため日常的ではなく、ときどき車を使いたい人の場合、出費を大きく抑えられるようになるでしょう。
メリット②:用途に合わせて車種を変更できる
2つ目のメリットは、用途に合わせて車種を変更できることです。レンタカー会社ではさまざまな車種を準備しているため、その時々のニーズやライフスタイルに合わせて利用する車を選べます。たとえば一人で近距離の外出する際はレンタル料が安い軽自動車を、家族や友人などと一緒に遠出する場合はワゴン車を選ぶなど、用途に合わせて自由に変更できます。
メリット③:乗り捨てができる
乗り捨てができるのもレンタカーのメリットです。片道だけを車で移動したい場合、乗り捨てに対応しているレンタカーであれば、目的地で車を返却できます。
デメリット①:利用したいときに利用できるとは限らない
レンタカーのデメリットは車を利用したいときに、必ずしも利用できるとは限らないことです。レンタカーを利用する際は、前もって予約をする必要があります。土日や連休は予約が埋まり、利用したくてもできないかもしれません。
デメリット②:短時間での利用は費用が高くつく
多くのレンタカー会社では、6時間以上の利用料金を設定しています。1時間や2時間といった短時間で利用する場合でも、6時間の利用料金が発生するため、レンタル料が高くついてしまうでしょう。
購入とレンタカーそれぞれに向いている人の特徴
自動車の購入とレンタカーが向いている人はそれぞれ異なります。最後にどのような人が向いているのかを見ていきましょう。
■ 自動車の購入が向いている人
車を頻繁に利用する機会が多い人は、自動車の購入がおすすめです。初期費用や維持費は必要となるものの、頻繁にレンタカーを借りるよりはトータルの支出を抑えられます。使いたいときにすぐに使えるのも、自動車購入の大きな魅力です。
また自分好みの車が欲しい人も、購入が向いているといえるでしょう。タイヤやホイールなどを、自由自在にカスタマイズできます。
■ レンタカーが向いている人
車を日常的には使わず、家族や友人との外出程度でしか使わない人はレンタカーが向いています。めったに乗らないのに車を所有していても、駐車場代や自動車税、自賠責保険料などは必要です。乗りたいときにだけレンタカーを使えば、コストを大きく抑えられるようになるでしょう。
自動車の購入とレンタカーには、それぞれメリットとデメリットがあります。個々のライフスタイルや車の利用頻度などに合わせて、どちらを利用するかよく検討するとよいでしょう。それぞれ向いている人のタイプがあるので、今回の記事を参考にして選んでくださいね。