購入した自動車にワックスやコーティングは施すべき?

公開日:2022/02/01  最終更新日:2022/02/07

愛車を美しく綺麗に保つために、さまざまなカーケア法があります。例えばワックス施工です。ワックスは手軽に艶出しや塗装保護が可能とあって、多くの人に親しまれています。一方、近年注目なのがコーティングです。これは塗装面に被膜を形成させて車を保護するカーケア法です。今回はワックスとコーティング、それぞれの特徴を紹介します。

ワックスの効果

ワックスは誰でも簡単に艶出しができる手軽さと低価格が魅力のカーケア法です。ワックスの主成分は「パラフィン」と呼ばれる油脂です。この油脂を塗装面に均一に塗り込むことで、塗装の保護と艶出し効果が得られます。

また高級ワックスなどには「カルナバロウ」という成分も配合されています。これはより深いツヤを出す効果があります。ワックスの主なメリットは次の4つです。

抜群の艶出し効果

ワックス最大の効果はボディの艶出しです。愛車に深い艶を与えることで、高級感を演出できます。また経年劣化により失われてしまった愛車の艶も、ワックスで甦らせることができます。

塗装面の保護

塗装面にワックスをかけると薄い皮膜ができます。その皮膜が紫外線や埃、排気ガスといった外的要因から塗装を保護し車の劣化を防ぎます。

撥水性

ワックスの主成分「パラフィン」は撥水効果にも優れています。水を弾くことで酸性雨から愛車を保護します。

傷を目立たなくする

ワックスには洗車などで出来る細かな傷を目立たなくする効果があります。また、洗車などでは落ちにくい汚れを除去する働きもあります。

ワックスのデメリット

ワックスは誰でも簡単にできるカーケア法ですが、次のようなデメリットもあります。

耐久性

ワックスは塗装に乗っているだけなので耐久性は低く効果が長持ちしません。1〜2週間、長くても1か月程度で塗り直す必要があります

塗りムラ・磨き傷

ワックスの塗り込みにムラが生じると、そのムラがそのまま目立ってしまいます。またコンパウンド配合のワックスを使用する際、磨き方を間違えると塗装面に傷がつく場合があります。

水垢、油膜の原因

劣化して溶け出したワックスは水垢の原因になります。またワックスがフロントガラスに流れると、それが油膜となり、視界不良や車載カメラの誤操作にも繋がるので注意が必要です。

ワックスの種類

ワックスには大きく「固形タイプ」「半練りタイプ」「スプレータイプ」3種類に分けられます。使い方や環境に合わせて選んでください。

コーティングの効果

コーティングとは分子の結合により、強固な被膜を塗装表面に形成させるカーケア法です。コーティングの特徴は次の4つです。

高い耐久性

塗装に油脂を塗り込むワックスとは違い、科学的に被膜と塗装面を結合させるため、非常に高い耐久性を発揮します。耐久性はコーティングの種類によって変わりますが、長ければ5年以上、愛車を守ってくれます

洗車が楽になる

コーティング被膜は汚れや水滴を弾きます。そのため汚れをゴシゴシ落とす必要もなく、簡単な汚れなら水洗いでも十分に落ちます

小傷がつきにくい

コーティング被膜により、塗装面が強固になり傷がつきにくくなります。また小傷程度なら自己修復するコーティングもあります。

色褪せを防ぐ

青空駐車など常に紫外線に晒される環境で車を保管する場合、次第に塗装がダメージを受けて色褪せします。しかしコーティングで塗装を保護すれば、紫外線のダメージを軽減し色褪せを防ぎます。

コーティングのデメリット

コーティングは専門店などで行うケースがほとんどです。工程も多いため、手軽なワックスと比べて費用や時間がかかります。またコーティング効果を持続させるため、日頃のメンテナンスも欠かせません。

コーティングの種類

コーティングには大きく3つの種類に分けられます。種類によって価格や耐久性が違います。

「ポリマーコーティング」

比較的安価にコーティングの効果が期待できます。DIYで出来る点も特徴です。しかし耐久性は半年から1年ほどです。

「ガラスコーティング」

コーティングの中でも最も主流なのが「ガラスコーティング」です。特徴は被膜が硬く、小傷がつきにくいことです。耐久性は3年ほどです。

セラミックコーティング

最も高価で、なおかつ専門店でしか施工できないコーティングです。一度施工すると研磨作業でなければ取れないほど強固な被膜を形成します。耐久性は5年から7年と、長く愛車に乗り続けたい人にはおすすめのコーティングです。

何もしないのはNG

コーティングやワックスで塗装面を保護しないと、塗装の劣化は進み、艶がなくなり色褪せの原因になります。また塗装の保護を怠ったまま、長時間紫外線に晒されると、塗装が剥がれ、塗装下の鉄板も錆びてしまいます。愛車の劣化を防ぐためにも、ワックスやコーティングで塗装面を保護しましょう。

洗車するときの注意点とは?

ワックスやコーティングを施した愛車は、どのように洗車をすれば良いのでしょうか。ここでは洗車の際の注意点を紹介します。

ワックス施工車の洗車の注意点

ワックス施工後、艶がしっかり出ている時は、従来の洗車で問題ありません。しかしワックスが劣化し、艶感が落ちたと感じた時は、洗車で残ったワックスをしっかり除去して、新たにワックスをかけましょう。

ワックスを除去する際、使用するシャンプーは「ワックス除去専用」を選びましょう。またシャンプーではワックスの油脂を落としきれない時は、シャンプーの泡を洗い流した後、シリコンオフを使えば除去できます。

コーティング施工車の洗車の注意点

コーティング施工車なら、基本的に水洗いだけでも大半の汚れを落とせます。十分に汚れが落ちない時はカーシャンプーを使用しても問題ありません。

ただしカーシャンプーを使う場合、注意が必要です。シャンプーによっては研磨剤やコンパウンドが入っています。このようなシャンプーを使うと、せっかくのコーティング被膜に傷がつく場合があります。選ぶシャンプーは「コーティング車可能」と表記されているものを選びましょう。

また洗車機ブラシでコーティング被膜を傷つけるケースもあるので、手洗い洗車をおすすめします。

 

ご自身の愛車をいつまでも美しく保つためには、塗装面のケアがとても大切です。この点を怠ってしまうと、やがて車売却時の査定価格にも影響します。ワックスやコーティングでしっかり愛車を保護して、素敵なカーライフを送ってください。

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